【YAMサービスアップデート】製品化支援を目的とした伴走型体制へ移行します
YAMは、2021年より樹脂AM(Additive Manufacturing)技術の普及を目的とし、単なる試作にとどまらない「製品レベルでのAM活用」を支援してまいりました。
このたび、より多様な産業・ニーズに対応するため、サービス構成を再編し、新体制での運用を開始いたしました。

背景
製品開発や業務用部品の現場において、3Dプリントの活用は年々進んでいます。一方で、「試作まではできても量産や事業化に進めない」「データ設計や素材選定に不安がある」「内製化したいがノウハウが足りない」といった課題も多く聞かれます。
YAMでは、こうした現場課題に対応するため、従来の「エコノミー」「ビジネス」の2区分から、サイトリニューアルに伴い以下3つのサービス軸に再編しました。
新サービス紹介
1. 3Dプリントサービス
開発設計から出力、後処理まで一貫して対応。
小ロットから量産レベルの造形までカバーし、後加工による品質向上も含めた「製品としての仕上がり」を見据えた造形支援を行います。
素材選定や表面処理についても、用途や条件に応じた最適化が可能です。
2. 開発設計(DfAM)
アイデアはもちろん、図面・スケッチ・実物などをもとに、AMに最適化された3Dデータを作成します。
DfAM(Design for Additive Manufacturing)の視点から、一体造形や軽量化などの特性を活かした設計提案を行い、製品実現に向けた土台を構築します。
3. AMコンサルティング
AMの装置導入から生産運用、内製化までを一貫して支援します。
装置・材料・人材の整備を含む導入支援や、試作~量産フェーズでのプロセス設計など、AM導入・活用に必要な技術と運用ノウハウを提供します。
今後の展望
今回のサービス再編を通じて、YAMは「受託造形」だけでなく、製品開発全体を見据えたパートナーとしての支援体制を強化いたします。
業種・製品分野を問わず、AM技術の活用・定着を支援することで、日本における樹脂AMの普及に貢献してまいります。
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受託・造形サービス